近年のマンションでは、オートロック式などのセキュリティの整ったものが多いですね。
ですが、そういったセキュリティにも必ず抜け穴があるのは事実です。
私が聞いた話でも、マンションに入ろうとするお子さんがオートロック玄関を開ける時を見計らい、同時に侵入するなどのこともあったようです。
セキュリティレベルの高いオートロック式のマンションでも、抜け穴を見つければ誰でも侵入ができてしまえるわけです。
そこで、今回はそういった可能性を少しでも減らすための防犯グッズをご紹介致します。
Contents
1.マンションに防犯機器を設置するには
通常の一軒家であれば、ご自身で商品を比較検討して、お好みの機器を設置できるかと思います。
ですが、マンションとなるとそうはいきません。
まず、基本的に共用スペースに対する防犯になりますので、個人が勝手に何かを設置することは難しいと思います。
マンションの管理体制でも異なりますが、理事会への許可が必要であったり、管理組合全体で決定して設置する流れになります。
次に問題になるのが、エレベーター、電灯、自動ドアや宅配ボックスなど、マンション内に存在する多数のシステムです。
ご自身で勝手に設置をしてしまうと、既存のシステムに影響が出てしまうこともあります。
そのため、マンション防犯に詳しい業者さんにご相談されることをおすすめします。
それでは、具体的にどのような防犯対策機器があるかご紹介していきましょう。
2.マンション向け防犯機器 オススメ5選
2-1.センサー式防犯ライト
まずは、お手軽に始められる防犯ライトがオススメです。
センサー式で人が通ると光るライトもあり、高い抑止効果を発揮してくれます。
また、比較的設置費用も安く済みますので、手軽で効果的な防犯対策としてオススメします。
2-2.防犯カメラ
防犯ライトよりも設置のハードルが高いですが、一番効果を発揮します。
カメラ本体が設置されていることでの抑止効果も高いですが、録画映像は事件が起きた場合の時の証拠にもなるのが強みです。
設置場所として人気なのは、エントランスや裏口などの出入り口や駐車場ですが、エレベーター内への設置も住居人の方が安心して乗れるということで人気があります。
ただ、マンションによって設置に向いている機器が変わってきますし、配線や電源の確保などもあって、個人で設置するには難しい作業です。
施工実績のある業者さんに選定と施工をしっかりとお任せすることをおススメします。
2-3.緊急通報システム
いざという時にあれば安心の緊急通報システムです。
大手でいうとSECOMさんやALSOKさんが有名ですね。
通報ボタンがあることで住居者の方たちは安心してマンション内で過ごすことができます。
また、警備会社でなくとも通報システムを扱っていれば、管理室や管理会社に通知を飛ばすことができます。
高額なイメージがありますが、条件によっては費用も抑えられます。
一度お近くの業者に問い合わせされて、検討してみるのもいいかもしれませんね。
2-4.一戸ごとのセキュリティ対策
個人でのご購入になるかもしれませんが、お住まいのお部屋ごとの鍵の交換も防犯効果を高めます。
近年ではセキュリティに特化した、録画してくれるドアモニターや、遠隔地から玄関へ訪れた人を見れるドアモニターなどもあります。
マンション内では、住人の方以外にも訪問者の方など、顔を知らない人も多く行き交いますよね。こういった個人でできる対策も忘れずにしたいところです。
2-5.AIセキュリティ
「AIマンション」や「スマートホーム」という言葉を最近目にしますが、近年、セキュリティ業界内でもAI部門は大きな発展をしている傾向にあります。
まだ一般的に普及しているわけではありませんが、既に防犯カメラと連動し、火事の検知やエレベーター内での暴力の検知などができるシステムがあるようです。
また、入退室管理などでもAIを利用し不審な時間の入室を検知したりもできるようです。
まだ新しい分野ですが、様々な機能が開発されているので、早めに情報収集されるのもありかもしれませんね。
最後に
今回は様々な防犯対策をご紹介しました。
マンションといっても、立地や規模がそれぞれ異なりますので、防犯対策が必要な場所や時間帯、設置目的も違いますよね。
その中で最善の防犯対策は何なのか?そんな疑問に少しでもお役に立てればと思います。
<記者について>
営業ホープ ドラゴン太郎。
防犯カメラの設置工事職人兼営業担当として日々お客様の声を聞きながら様々なご提案を繰り広げ、全国チェーン運営をされている大手企業様からも全幅の信頼をいただく営業部署の若手ホープ。最新情報も積極的に発信していきます。