毎日どこかで犯罪が起こっていますが、ニュースにならない案件も多いですよね。
身近な街でどんな犯罪が起こっているか、知りたくありませんか?
そんな時に役に立つのが、防犯マップです!
1.防犯マップとは?
防犯マップ、犯罪発生マップ、犯罪情報マップといった名称で呼ばれていますが、その地域で発生した犯罪がマップ上に表示されたものです。
なので、ご自宅や頻繁に訪問される地域で発生した犯罪情報をチェックすることができます。
また、マップによって提供されている情報の種類も異なりますので、実際に配信されているマップをご紹介します!
2.手軽に利用できる防犯マップ
2-1.Yahoo!MAP
スマートフォンアプリの「Yahoo!MAP」上で、防犯マップを閲覧することができます。
日本不審者情報センター提供の情報を掲載しており、以下の種類の犯罪発生状況が確認できます。
- 暴行(暴行、切りつけ)
- 強盗(路上強盗、押入り強盗)
- 人以外への暴行(動物虐殺、自動車破壊)
- 声かけ(暴言、恐喝)
- 窃盗(空き巣、車上狙い)
- 事故(危機運転)
- わいせつ(盗撮、のぞき、痴漢)
- 動物逃走
- その他(危険物所持、不審者)
ここまで細かく確認できるのがすごいところです。
さっそく、試しにアプリをダウンロードしてみました。
①アプリを開き、赤枠内をタップ。
②防犯マップをタップ。
③先ほどは地図上になかったアイコンが出てきました!
試しに赤枠内のアイコンをタップします。
④発生した事件の詳細が出ました!
しかも全都道府県をカバーしているので、自分の身の回り以外の地域(旅行先・出張先)などの情報もこれ一つで確認ができます。
難点といえば、スマートフォン専用のアプリに搭載された機能なので、パソコンから閲覧できる「Yahoo!地図」では閲覧できません。
Yahoo!の紹介ページはこちら
https://map.yahoo.co.jp/promo/
2-2.Digi Police
警視庁犯罪抑止対策本部が作成している防犯アプリです。
東京都内で発生した犯罪のマップだけではなく、公開捜査情報や防犯ブザーもついた多機能アプリです。
さすが警視庁ですね!
都内にお住まいの方にはオススメですが、Yahoo!MAPと同じくスマートフォン専用アプリなので、パソコンからは閲覧できません。
アプリのダウンロードページはこちら
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/tokushu/furikome/digipolice.html
2-3.ぼうはん日本 犯罪発生マップ
読売新聞の販売店による、「全国読売防犯協会」作成のサイトです。
なぜ新聞の販売店が?と思いますが、読売新聞では「防犯は販売店業務の一環」と明確に位置付けられ、警察や自治体との窓口を設けたうえで、防犯活動を展開されているということです。
この中に各都道府県警察のリンク集があり、とても参考になります。
また、こちらはウェブサイトなので、パソコン、タブレット、スマートフォンなど、ウェブを閲覧できる機器ならどれからでも閲覧可能です。
https://www.bouhan-nippon.jp/knowledge/hanzai_map.html
2-4.各市町村の防犯アプリ
自治体の中には、独自で防犯アプリを作成している場合もあります。
調べた範囲では、以下の自治体のアプリがありました。(2019年5月現在)
Googleなどの検索ページで「お住まいの地域名 防犯マップ アプリ」といった文言で検索すると、アプリがある場合は情報が出てきます!
ぜひ試してみてくださいね。
最後に
Yahoo!MAPを見ていて、今年に入ってから自宅近くで空き巣が数件あったことがわかりました。
情報は自分で見つけに行かなければ、と痛感しました!
ぜひ、お近くの地域でどういう傾向の犯罪が、どのくらいの頻度で起こっているのか、確認してみてください。
それがわかれば対策を練ることができます。
- ひったくりが多い→防犯ブザーを持つ
- 空き巣が多い→窓へのブザーの取り付け・玄関のカギを変える
- 機器の破損が多い→防犯カメラを設置する
対策をするには、現状を知ることからです。
ぜひチェックしてみてくださいね!
以前の記事で、女性一人暮らしの防犯案内があります。合わせてごらんください!
<記者について>
マルチ業務職人 津田。
事務 兼 経理担当として入社したはずなのに、カメラ検品など何でも担当している毎日。。。
お客様のお困りごとに丁寧にお答えしていけるような記事を書けるよう、日々勉強しています!