ご自宅の近くで事件やいたずらがあった場合など、自分に直接被害が起こっていないけれど、暮らしていて不安な時がありますよね。
そんな「本物の監視カメラを付けるまでもない」けれど「トラブルや犯罪に備えたい」時に役に立つのがダミーカメラです。
今回は防犯カメラのプロから見た、おすすめダミーカメラをご案内します。
Contents
1.本物のカメラとダミーとの違いは?
まず、本物の防犯カメラとダミーカメラの違いを見てみましょう。
本物のカメラ
- 撮影ができる
- 録画した画像の保管が一定期間可能
- 導入の費用が高額(施工費を入れて数万円~数十万円)
ダミーカメラ
- 撮影はできない
- 導入の費用が安価(千円前後~)
ダミーカメラは本物のカメラ似せた置物なので、撮影はできませんが「カメラを置いています!」というアピールをすることで、犯罪の抑止効果を得るのが目的です。
2.ダミーカメラのメリット・デメリット
最大のメリットは手軽さです。インターネットで購入して自分で取り付けられるので、取付施工業者とのやり取りの手間がありません。また費用が安いところも大きな魅力です。
デメリットは、ダミーと見破られてしまったら防犯の効果が無くなる点、本当に映像を見たい事件があった場合でも録画が見られない点です。
そのため、ダミーカメラを設置する場合は、見破られないようなカメラを選ぶことが重要です。
3.どんなカメラを選べばいいの?
では、どういったカメラを選べば見破られないでしょうか。
本物と同じような素材で作られているカメラが重要です。
とはいってもなかなか難しいので、今回はプロから見て見破られにくいダミーカメラを屋内用で2種類、屋外用で2種類、厳選してご紹介します。
4.おすすめダミーカメラ4選!
4-1.屋内用ダミードームカメラ①
店舗内、事務所内、マンション内の屋内につける場合、ドームカメラを利用することが多いです。
【Co-Goods ダミーカメラ (ON/OFF機能付 2個) 】
オススメする点
- 防犯ステッカーと両面テープもついているので、設置のために買い足すものがない
- 価格が手ごろ
- 赤色LEDのON/OFF切り替えが可能
ビルなどの実際のカメラを観察して頂くとわかると思いますが、本物のカメラでLEDが光るものはそれほど多くありません。お好みですが、LEDをOFFにしてステッカーを貼るだけで、本物っぽく見えると思います。
4-2.屋内用ダミードームカメラ②
【防犯 ダミーカメラ 赤外線 暗視タイプ ドーム型】
オススメする点
- 作りが本物によく似ている
中央のレンズの周りを赤外線を投光するLEDが取り囲んでいるあたりなど、赤外線付きのドームカメラを良く再現できています。
防犯ステッカーなどは自分で用意することになりますが、カメラ本体のリアルさを求める方にはお勧めです。
4-3.屋外用ダミーカメラ①
一般的にバレットカメラと呼ぶタイプです。細長い形で英語のbullet(銃弾)からきているようです。主に屋外用で、カメラの上部にひさしがついているのが特徴です。
【YouKenn【改良版】 ダミーカメラ ソーラーパネル搭載】
オススメする点
- 防犯ステッカーがついている
- ソーラーパネルがついているので電池が不要
- 赤外線投光器(LED)も再現されており、本物によく似ている
ネジも付属でついてきますが、設置場所の素材によってはご自分で違うタイプのネジを用意する必要があるかもしれません。
また、上部のソーラーパネルですが、本物の監視カメラでもソーラーパネルがついている物もあるので、問題ないと思われます。
4-4.屋外用ダミーカメラ②
4-3でご紹介のバレットカメラも屋外用ですが、違うタイプの屋外用カメラもあります。ボックス型のカメラを風雨から守るためにハウジング(金属製の箱)に入れて設置する方法で、ハウジング型などと呼ばれています。
【ダミーカメラ 防犯 防雨屋外ハウジング型(ロングタイプ)】
オススメする点
- 作りが本物によく似ている
ただし、ハウジングがついている分、重量があります。取付の際はしっかりネジなどで固定する必要がありますのでご注意ください。
最後に
防犯グッズもいろいろ売っていますが、カメラは難しいですよね。悩んでいらっしゃる方にこの記事がお役に立てれば幸いです。